生成AIやAI翻訳、ほんとうに進化してますよね。私も日々いろんな業務で使っていますが、イチから翻訳する際には、できる限り使わないようにしています。理由は2つあります。

① クライアントから許可をもらっていない以上、原稿をインターネットにそのままアップするのは、許容されないと思うから。
② AI翻訳に頼ると、自分の翻訳能力が落ちるから。

とはいえ、「自分の訳で本当にいいのかな…」と迷ったときや、原文や訳文に引っかかりを感じるときには、(原文を少し変えて)Chat君に質問することがあります。

今日、試しに次の和文の英訳をChat君に頼んでみました。訳文は滑らかだったんですが、ちょ〜っとだけ間違っていて、「ふふふ、お主もまだまだじゃのう」と、ほんのりドヤ感を覚えました(笑)。

みなさん、どこが間違っていたか分かりますか?


原文:
前記溶媒としては、例えば水、クロロホルム、エチレングリコール、プロピレングリコール、メタノール、エタノール、プロパノール、グリセリン等のアルコール、ジメチルスルホキシドなどを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。

Chat君の訳①:
“Examples of the solvent include water, chloroform, ethylene glycol, propylene glycol, methanol, ethanol, propanol, alcohols such as glycerin, and dimethyl sulfoxide, but are not limited thereto.”

Chat君の訳②:
“Examples of the solvent include, for instance, water; alcohols such as chloroform, ethylene glycol, propylene glycol, methanol, ethanol, propanol, and glycerin; and dimethyl sulfoxide. However, the solvent is not limited to these examples.”


…などと上記でドヤりましたが、実はこの原稿も、ざっくり下書きを書いたあとでChat君に編集してもらっているんです…。おかげで、文章を書く効率が驚くほど上がりました。