翻訳者弁理士のつぶやき
J-PlatPat等における特許情報の機械翻訳
2024年10月4日 翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
本日、弁理士会から『J-PlatPat等での特許情報の翻訳に関するご案内』という案内が届きました。日本国特許庁では従前より特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)やワンポータルドシエ(OPD)、外国特許情報サービス …
【書籍】Landis/Faberの第8版『Faber&Kowalski on Mechanics of Patent Claim Drafting』
2024年9月30日 特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
米国クレームドラフティングの基本書といえば、Landis氏、Faber氏の『Mechanics of Patent Claim Drafting』が挙げられます。米国クレームをどのように書くべきかを法令・判例に基づき解説 …
MPFについて改めて考える
2021年10月16日 特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
特許翻訳(特に英訳)をしていると、「『~するための手段』みたいな機能的記載に気をつけろ」という話を聞くと思います。今日は、機能的記載(means plus function=MPF)に出会ったときに特許翻訳者ができること …
[訳語の選択] 一周回って『付勢する』
2020年9月30日 特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
特許明細書では、特殊な二字熟語がよく使用されていると思います。「付勢」という用語も頻繁に登場します。『特許技術用語集』(日刊工業新聞社)には、「勢いを増加すること。勢いが付されること。to apply energy, t …
【平成28年(ワ)第14868号】「とき」は「同じころ」?「条件として」?
2020年9月23日 判例特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
和文(原文)のクレームに「~したとき」と書いてあったとき、どのように訳すか、悩むことはありませんか? 先日受けたセミナーで、「『~のとき』は『when』ではなく『in response to』と訳すと良い」という話を聞い …
謹賀新年2020年
2020年1月16日 日常翻訳者弁理士のつぶやき
皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 あっという間に年が明けてしまいましたが、2019年を振り返ってみたいと思います。(今更ですが…) 昨年も、日本翻訳者協会(JAT)において、いくつ …
2019年酉の市: Raking in good fortune and prosperity
2019年11月20日 日常翻訳者弁理士のつぶやき
生まれて初めて「酉の市」のお参りにいきました。昼過ぎでしたが大盛況でした。 今年は諸事情により少しお休みを頂いていたので、お仕事を頂けることに感謝です。 My kumade (rake)
[訳語の選択]『A,BおよびCの少なくとも一つ』をどう訳すか
2019年11月17日 判例特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
和文のクレームで「装置は、A,BおよびCの少なくとも一つを含む」というような表現をときどき見かけると思います。これをどう訳すか、毎回悩んでしまいます。 和文が意図している範囲は、「Aだけの場合」、「Bだけの場合」、「Cだ …
【平成30年(ネ)10087】翻訳の瑕疵による損害賠償等否定判決
2019年8月28日 判例特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき
大御所のK先生より、翻訳者や翻訳会社にとって重要であると思われる判例を教えて頂きましたので、久々にブログ記事を書いてみました。 東京地裁&知財高裁が、翻訳会社の翻訳の瑕疵等につき損害賠償請求等が認められるか否かを判断した …