米国クレームドラフティングの基本書といえば、Landis氏、Faber氏の『Mechanics of Patent Claim Drafting』が挙げられます。米国クレームをどのように書くべきかを法令・判例に基づき解説した本なので、米国出願用の英訳をする翻訳者であれば一読の価値があります。

完全に情報に乗り遅れていますが…その書籍の第8版『Faber & Kowalski on Mechanics of Patent Claim Drafting』が昨年出版されていました。Thomas Kowalski氏が共編者とのことです。Kowalski氏が所属されている法律事務所のウェブサイトによれば、”…the Eighth Edition of Mechanics of Patent Claim Drafting presents the most recent aspects of patent eligibility law, new developments in patentability law, and the latest trends in patent claim drafting”とのことなので、ぜひ読んでみたいのですが……620ドルと高額な上、米国・カナダ以外には発送していないようで、購入できるか今のところ不明です。

Faber & Kowalski on Mechanics of Patent Claim Drafting (Eighth Edition)