判例
【平成28年(ワ)第14868号】「とき」は「同じころ」?「条件として」?
2020年9月23日 判例特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
和文(原文)のクレームに「~したとき」と書いてあったとき、どのように訳すか、悩むことはありませんか? 先日受けたセミナーで、「『~のとき』は『when』ではなく『in response to』と訳すと良い」という話を聞い …
[訳語の選択]『A,BおよびCの少なくとも一つ』をどう訳すか
2019年11月17日 判例特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
和文のクレームで「装置は、A,BおよびCの少なくとも一つを含む」というような表現をときどき見かけると思います。これをどう訳すか、毎回悩んでしまいます。 和文が意図している範囲は、「Aだけの場合」、「Bだけの場合」、「Cだ …
【平成30年(ネ)10087】翻訳の瑕疵による損害賠償等否定判決
2019年8月28日 判例特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき
大御所のK先生より、翻訳者や翻訳会社にとって重要であると思われる判例を教えて頂きましたので、久々にブログ記事を書いてみました。 東京地裁&知財高裁が、翻訳会社の翻訳の瑕疵等につき損害賠償請求等が認められるか否かを判断した …
[判例と翻訳] CAFC 2012-1507 (each of the plurality of?)
2018年9月27日 判例特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき
またまた久しぶりのブログ更新です…。勉強の秋、ということで、特許翻訳のセミナーに通っています。判例読みの課題が出されたので、まとめた内容をブログネタとして掲載します 😀 。 課題となった判例は、CAFC 2012-150 …
【平成27(行ケ)10216】『燐酸』を『ホスホン酸』に誤訳訂正することを認めなかった事件
2016年9月13日 判例翻訳者弁理士のつぶやき
大先輩の弁理士先生から最近面白い判決が出たよ~と教えて頂いたので、さっそく検討してみました。 外国語特許出願(=PCT国際出願からの国内移行出願)について、特許後に訂正審判で誤訳訂正しようと試みて失敗したケースです。外内 …