特許
【平成30年(ネ)10087】翻訳の瑕疵による損害賠償等否定判決
2019年8月28日 判例特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき
大御所のK先生より、翻訳者や翻訳会社にとって重要であると思われる判例を教えて頂きましたので、久々にブログ記事を書いてみました。 東京地裁&知財高裁が、翻訳会社の翻訳の瑕疵等につき損害賠償請求等が認められるか否かを判断した …
PCT協働調査試行プログラム
2019年3月10日 特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき
特許庁の発表によると、2019年4月より、日本語によるPCT国際出願について、PCT協働調査の対象として試行的に受入を開始する、とのことです。 https://www.jpo.go.jp/system/patent/pc …
[訳語の選択]『並置する』(その1)
2019年2月15日 特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
明細書で「並置する」という用語を見かけました。せっかくなのでブログネタにしてみようと思います。 ある用語を翻訳する場合、単に和英・英和辞書のエントリをそのまま使えばいいのではなく、原語の意味をよく考えた上で、原語の意味内 …
[記事掲載] JTFジャーナル2018年11-12月号
2019年1月27日 特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき
2017年冬~2018年秋の一年間にわたり、「特許機械翻訳研究会」という有志の会に参加させて頂きました。日本翻訳連盟(JTF)の機関誌『日本翻訳ジャーナル』の2018年11-12月号に、その研究成果を掲載して頂きました。 …
[訳語の選択] 作用効果
2019年1月26日 特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
特許の明細書において、「作用効果」という語を見かけることがありますね。これをどう訳すかで悩んでしまうことがあります。 広辞苑(第5版)によると、「作用」「効果」はそれぞれ次のように定義されています。 作用:はたらきを及ぼ …
[EP特許] EPにおける発明の単一性
2019年1月24日 特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき
オフィスアクションに対する応答の英訳のお仕事もしております。 EP出願における発明の単一性 (unity of invention)について考える機会がありましたので、調べたことをまとめてみます。 欧州特許条約 (Eur …
[判例と翻訳] CAFC 2012-1507 (each of the plurality of?)
2018年9月27日 判例特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき
またまた久しぶりのブログ更新です…。勉強の秋、ということで、特許翻訳のセミナーに通っています。判例読みの課題が出されたので、まとめた内容をブログネタとして掲載します 😀 。 課題となった判例は、CAFC 2012-150 …
[参加報告] 弁理士会・慶應ロースクール共催セミナー
2018年5月8日 特許翻訳翻訳者弁理士のつぶやき英語
ログイン方法を忘れるくらい久しぶりのブログ更新です…。 Golden Weekに開催された、弁理士会・慶應ロースクール共催のセミナーに参加しました。 『アメリカ特許法とその手続』 (Donald Chisum) の訳者と …
「プラバスタチンナトリウム事件」(PBPクレーム事件)の各審での判断
2016年6月6日 特許
講演の資料作りにあたって、「プラバスタチンナトリウム事件」(PBPクレーム事件)の二つの事件の、各審での判断を表にまとめてみました。やっと全体像が理解できました…。 事件 請求・争点 第一審(東京地裁) 控訴審(知財高裁 …